さよならパニック障害!30代主婦の認知行動療法日記

パニック障害になった主婦が完治をめざして認知行動療法を体験する記録です。

パニック障害がおきるメカニズム

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パニック症(パニック障害)とは何か? 

 

パニック症とは10分以内にピークを迎えるパニック発作を繰り返すこと。

そうしたパニック発作へのを恐れ予期不安を特徴とする不安症の一つです。

 

パニック症はその人にとってパニック発作が生じる危険性を感じさせる場所や状況でのみ起こる場合もあれば、唐突に起きる場合もあります。

 

パニック発作の恐怖と予期不安は違う性質のもの

 

パニック発作(恐怖反応)は闘争拒否反応と呼ばれる差し迫った危険に対する緊急性で現在志向の感情です。

 

一方不安とはこれからくるネガティブな出来事に備える未来志向の感情です。

 

パニック障害は別名「内部感覚恐怖症」

 

パニック障害は内部感覚恐怖症とも言われています。

 

パニック発作を起こす、少し前に現れた身体的な違和感が予期不安と呼ばれる恐怖感情を引き起こす原因となっていく。

 

人の世界は外部の世界に刺激があり原因がそこにはと説明されますが、パニック症の場合、自分の体の内側に刺激がある場合があります。

 

例えばみぞおちの重苦しさ、喉の窒息感などの刺激になるような条件付けを内部感覚条件付け、そして予期不安は恐怖への恐怖と言われています。

 

パニック症では身体的な違和感とパニック発作がとても似ており、予期不安はそもそも自律神経の反応自体でパニック発作が起きる可能性を高める力を持っていて予期不安が高まると本当にパニック発作を誘発してしまうことがあります。

 

つまり自分の身体的違和感や不安感を気にすればするほど本当にパニック発作が起きるという悪循環に陥ってしまうんです。

 

 

自分の体の内部にパニックの原因になる刺激がある・・。と聞いたときは絶望しましたが、この体の内部感覚に対しても暴露療法というトレーニングが効果があるそうです。良かった☆