さよならパニック障害!30代主婦の認知行動療法日記

パニック障害になった主婦が完治をめざして認知行動療法を体験する記録です。

パニック障害はなぜ起きるのか?パニック発作の認知モデルと対応策はコレ!

どうしてパニック発作がおきてしまうの? その仕組みはこうなっています

 

パニック症(パニック障害)とは?

 

特定の状況或いは突然に身体的な症状を感じることがあります。

パニック障害とは不安症のひとつで内部感覚恐怖症ともいいます。

 

 

引き金は例えばエリーさんの場合は交通機関なのですよね?

 

交通機関に乗るのがこわいんです。

 

なるほど。それで悲観的な自動思考に陥ってしまう。 苦しくなったらどうしよう。 おかしくなってしまうのではという風にぐるぐる考えが始まりますよね。

 

そうすると気分がこわいという気持ちが高まり交感神経がどんどん刺激され身体症状が起きます。

 

 

乗る前からこわいです。もう乗る前からのどやみぞおちが重苦しいです。

 

 

それは『予期不安』といってパニック症の症状です。 息苦しさ。 喉の違和感。 みぞおちの重さ。 手足のほてりなどが身体症状が感じられますよね。

 

 

そのことによって身体感覚がますます鋭敏化し、自分は今不安になっているんだ怖いんだという自覚が起きます。 そして、さらに気分は不安になり身体症状をもっと出るという負のサイクルが起きます。

 

 

このパニック発作を引き起こす認知モデルを断ち切れなければいけません。

 

じゃあ、どうしたらよいんですか?

 

 

認知行動療法の出番ですね。練習して今のよくない認知サイクルを変えていきます。

 

 

 

パニックの引き金に対してはエクスポージャー(暴露)を行います。 苦手な場所に通うことでその場所に対してだんだん恐怖意識がうすれていくことがわかっています。

 

 

そして悲観的な自動思考に対しては異なる見方の練習をします。

 

 

気分・身体症状については深呼吸やリラクゼーションて対処します。 身体感覚のの鋭敏化に対しては注意を転換する。気を散らすなどの対処方法があります。

 

こういった対処方法を身につけ、パニックが起きてもまあ大丈夫といったような気持ちに持っていくことが認知行動療法の目的になります。パニック発作は恐れると起きるものですから。

 

なるほど~。よくわからないけれどいろいろ対応策はあるということですね。