NHKのパニック障害の放送を見た感想
クローズアップ現代でパニック障害について放送していましたね。
アイドルがパニック障害を理由に休業したり認知は高まっているのかも。
忙しくて自分の認知行動療法振り返りはすすんでないんですが(笑)
ちょっと感想など。
パニック障害の症状
動悸
呼吸困難
大量の汗
呼吸困難
震え
パニック障害の患者は年間7万人以上でずいぶん増えているそうです。
先進国は後進国よりも5倍の発病率があると言われているそう。
「パニック障害」は先進国の現代病と言われています。
タレントでも
安西ひろこさん 中川家の剛さん
IKKOさん、大場久美子さんなどもパニック障害になったことがあるとか。
大場久美子さんが
「呼吸がしているのに息ができない…。」
というのすごく共感できます。
強烈な発作だと地上でおぼれているような絶望感があります。
よくパニック障害の本で
「苦しくても死ぬわけじゃないから安心してください。」
なんて書いてあるけど死なないから平気なんじゃない。
苦しいのが怖い。
本当に苦しいからより不安になるんですよね。
で、100人に1人が発症する病気だけれど正しく対処することで症状を改善することができることが分かってきたとありました。
パニック障害の定義
パニック障害はパニック発作と予期不安の二つの症状で定義されています。
パニック発作は動悸、呼吸困難、発汗、震え、吐き気などわけもなく突然4つ以上の症状が起きること。
予期不安とは発作が起こるのではないかという不安が1ヶ月以上続くこと
広場恐怖症
発作を思い起こさせる状況で発作や不安が起きる広場恐怖症
ストレス
寝不足
アルコール、コーヒー、タバコが発病率を増加させる。
先進国は後進国よりも5倍の発病率があると言われているそう。
先進国の現代病として紹介されています
以前薬剤師として働いていたけれど今は病気療養のため お仕事を辞めた女性のインタビューがありました。
電車とかに乗るのが辛いのに週5日とか毎日ではなきゃいけないのは本当につらいですよね。
私も子供の付き添いのバスのために週2回辛い思いをしてたけど 不安が高まると本当に毎日不安で大変。
一度激しいパニック発作を起こすことでそれまで感じなかった気づかなかった不安を知ってしまう。
そのことでさらに不安を煽ってしまう。
その時以外は元気に見えるので周囲の理解を得づらい。
パニック障害の治療
薬物療法、認知行動療法がある、
早期発見、早期治療で回復することがずいぶん増えているそう。
私は頓服の抗不安薬(ほとんど飲まなかった)
と認知行動療法のカウンセリングに4ヶ月ほど通っていました。
全国パニック障害の患者さんの集まり見て、あーみんな頑張って集まってるんだなーって思う。
パニック障害は周囲からの気のせいとか気が弱いからとかそういう問題じゃない。
気のせいだったらどんなにいいか。
でも、現実に不安や恐れはある。
気づいた不安に対処する練習をして大丈夫、大丈夫っていうの自分の体と心の根底に言い聞かせるような取り組みをすることが第一。
ちょっと時間かかるかもしれないけど。
精神科も心療内科もかかっていいわけなんだけど、やっぱり心の病気は話しづらい…かな。
私が通っていたクリニックは赤ちゃん連れのお母さんもいたし、小学生ぐらいの娘さんと一緒に来ているお父さんもいたし色々。
そういったクリニックにかかっているのは恥ずかしいことでもない…と思うけど。
実際には話しづらさはありますね。
パニック障害について思うこと
まさに発作や予期不安で悩んでいるときはとにかく不安だったけれど、適切な治療でやっぱり症状は改善されると思う。
安西ひろこさんのいう通り
「あきらめないで。」ということなんだよね~。
中川家剛さんも以前のインタビューで
「パニック障害が病気と知って帰り道にスキップした。病気なら治るって。」
言っていた。
今は私もバスや電車も乗れるし、家に1人でいても発作の不安を感じない。
パニック障害は良くなると思う。
今回の放送で勇気付けられた人は多いんじゃないかな。