さよならパニック障害!30代主婦の認知行動療法日記

パニック障害になった主婦が完治をめざして認知行動療法を体験する記録です。

頓服しないで電車に乗れる?アナタ認知行動療法を受けなくてもいいんじゃないの?

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はい、どうしましたか?

 

 

あの・・実は・・。電車やバスの乗るのが苦痛なんです。今、薬は飲んでいないんですけど。認知行動療法のことを知ってぜひ受けたいと思いまして。

 

そうですか。今日はどうやってきたの?

 

 

電車に乗ってきました。

 

ほう、上出来じゃないですか。

 

 

でも、不安なんですよね。

 

アナタ認知行動療法を受けなくてもいいんじゃないんですかね~。電車に乗れるんだから。

 

 

でも、なんとか乗っていても、交通機関を使う用事があると気になるんです。恐怖がエスカレートしないか。

 

パニック障害の人たちはそもそも薬を服薬しても電車やバスに乗るのが怖くて困っているんですよ。あなたは乗れてているわけだし、経験を積むことでだんだん恐怖は薄れていくと思うんですけどね。。

 

 

3年前からそうですけど、とてもそうは思えないですけど。。 

 

 

じゃあ、認知行動療法を受けてみますか?行うのは臨床心理士の先生ですけど。

 

 

ぜひ、お願いします。

 

 

こうして臨床心理士の先生のカウンセリングを受けられるようになりました。

Eテレで自律神経セルフケア術が放送されています

パニック障害の克服には自律神経のケアが欠かせないですよね。

Eテレで自律神経セルフケア術を毎週水曜午後9:30~9:55で放送中です。

 

講師は自律神経の第一人者として有名な小林弘幸先生です。

 

小林弘幸(こばやし ひろゆき)
医師・順天堂大学医学部教授

1960年埼玉県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科(小児外科)修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設し、これまで1万人以上もの便秘患者を診察している。自律神経研究の第一人者として、多くのアスリートの指導にも関わっている。

  

水曜放送シリーズ - 趣味どきっ! - NHK

 

著書に

一流の人をつくる 整える習慣』『自律神経を整える 「あきらめる」健康法 (角川oneテーマ21)』、『自律神経が整う時間コントロール術 (実用単行本)』、『便秘・ダイエット・不眠・ストレスに効く! ! セル・エクササイズ (学研ヒットムック)』、『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)など、多数。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当にいろいろ出版されていますよね。 

聞くだけで効果があるCDって一体・・。

 

自律神経のケアでは深呼吸が重要と聞いたことがあるのですが、新しい発見があればいいなぁと思い視聴しています。

ご参考までに☆

 

第1回
血行が変わる
Eテレ 8月 1日(水)
Eテレ再放送 8月 8日(水)


第2回
疲れが変わる
Eテレ 8月 8日(水)
Eテレ再放送 8月15日(水)


第3回
頭痛が変わる
Eテレ 8月15日(水)
Eテレ再放送 8月22日(水)


第4回
腸が変わる
Eテレ 8月22日(水)
Eテレ再放送 8月29日(水)


第5回
イライラが変わる
Eテレ 8月29日(水)
Eテレ再放送 9月 5日(水)


第6回
メンタルが変わる
Eテレ 9月 5日(水)
Eテレ再放送 9月12日(水)


第7回
睡眠が変わる
Eテレ 9月12日(水)
Eテレ再放送 9月19日(水)


第8回
更年期が変わる
Eテレ 9月19日(水)
Eテレ再放送 9月26日(水)


第9回
総集編
Eテレ 9月26日(水)
Eテレ再放送 10月 3日(水)


※ニュースや地震の関連番組などにより放送を変更、休止する場合があります。
※テキストと番組では、一部内容が異なる場合があります。ご了承ください。

 

電車に乗ってパニック障害の初診察へ

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パニック障害の初診のため、電車に乗って外出する。

 

そもそもパニック障害だと電車バスなどの公共交通機関が非常に苦痛なのに診察を受けるために交通に乗らなくちゃいけないって言うね…皮肉な状況。

 

ほんの10分ちょっとなのに電車に乗ることが不安で仕方ないなんて…。

自分でもおかしいと思う。

 

この時は抗不安剤などの服薬はしないでいつものっていたけれど、電車に乗ると体がこわばり、みぞおちが重苦しく、喉に圧迫感を感じていた。

 

先生にどんな状況か説明するため、乗ってからだんだん喉の違和感を感じるなどメモしているとこの日はいつもよりは不安感、からだの違和感が早くうすれたように思いました。

 

精神科はビルの9階にありヨーロッパ風の落ち着いたインテリアでした。

 

名前ではなく番号札を渡されそれで呼ばれることになります。

(たぶんプライバシー保護のため)

 

ナンバー⚪️と呼ばれて診察室に入ると先生は 私の顔を正面から見ず、斜めからでチラッと見るような感じでした。

 

頭が良すぎて人付き合いが苦手そうな感じの先生でした(笑)

認知行動療法は誰でも受けられるわけじゃない?

 

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目当てのクリニックに電話した。

 

「こういう症状で認知行動療法を受けたい。」と伝えました。

 

すると、受付の方が

 

「今、認知行動療法を受けたいということはとても多いのでどなたでも受けられるわけでありません。」

 

「先生にの診察を受けて頂いて先生が認知行動療法に適正があるだろうという方だけ受けて頂いているのですが…。」

 

というので早速診察を予約することにした。

 


予約は3週間後。

 

まぁ・・待つ感じ。

 

精神科の受診はためらうこともあるかもだけど思い立ったら早めに連絡したほうがよさそうね…。

認知行動療法はどこで受けられるの?

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心療内科や精神科などのクリニックがあっても必ずしも認知行動療法を受けられるとは限りません。

やはり都市部など のクリニックでなければ受けられない場合もあるんじゃないかな・・。

 

認知行動療法を行っているクリニックを調べるには?

 

自分の「住所」と「認知行動療法」で検索しすると自治体のサイトで認知行動療法を受けることができるクリニックを紹介していたんですよね。

 

その中から私は選びました。

 

認知行動療法のクリニックを選ぶポイントは?

 

 一番のポイントはやはり距離と交通手段ですね。

 

パニック障害の人は交通機関を利用するのが苦手ですから遠方なクリニックは良さそうな雰囲気でも通えないのではないかなと思います。

 

私が通っているクリニックはだいたい10分ちょっと電車に乗ればつく場所にあります。

 

パニック障害で交通機関を利用することに苦痛を感じる人間が認知行動療法などパニック障害を治療するために交通機関に乗らなくてはいけないなんて・・矛盾ですよね。

 

 

認知行動療法って何?


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そもそも認知行動療法って何なの?

 

ストレスなどで心のケアを必要としている人が増えていると聞きます。

 

そうした心のケアの治療には心療内科、精神科に通い抗不安剤や抗うつ剤などの薬物治療をするのが一般的…というイメージがありました。

 

それに対して今注目を集めているのが認知行動療法です。

 

うつ病、パニック障害、強迫性障害などの不安障害に悩む方に有効な心理療法として注目を集めています。

 

私もパニック発作を起こしてから心療内科に通いました。

 

そこでは頓服として抗不安剤を処方され、私は妊婦だったのでこれを飲まないように過ごしていました。

 

産婦人科の先生に相談し、ときには頓服することもありました。

 

ただ、この抗不安剤を飲んだからといってバスに乗る時の胸の重苦しさ、不安感などは払拭されないのです!!

 

あくまで ひどいパニック発作を起こさないための抗不安剤という感じで服薬だけでは根本的にパニック障害を治療できないのでは?と感じました。

 

私が診察でそう質問すると医師の先生は「そうですよ。」と答えました。

 

そこで私自身も変わる必要があるのではないかなと考え認知行動療法の考えを知りました。

 

ただ私が住んでいたエリアでは認知行動療法を行っている精神科がなかったんですよね。

 

夫の転勤を機に認知行動療法を行っているクリニックにかかることができるようになり、先生とのやりとりで本だけでは腑に落ちなかった部分をまとめてみようとブログにすることにしました。

はじめてのパニック発作から3年。認知行動療法でパニック障害の完治を目指します!

 

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3年前 子供と一緒にバスに乗ってる時に急に凄まじい息苦しさを感じた。

 

喉の圧迫感。

みぞおちの重くるしさ。

頭はくらくらして自分が自分でなくなるような恐怖…。

呼吸をしているのに全く酸素が足りない感覚。


水の中で溺れているのだったら水から出ればいい。


でも、地上で溺れている私はどうしたらいいのだろう?どうしようもないじゃないか!

 

今ここにいて息ができない!!

 

凄まじい恐怖で混乱しパニックになっていた。

そのすさまじい発作はそのときだけじゃなかった。

 

子どもと次にバスに乗ったときも同じような恐怖に襲われた。

 

その恐怖はだんだん広がり、バスから電車やタクシーの中でも感じるようになった。

 

日常生活の中でも不安や胸の重さを感じるようになった。

児童館や図書館、公園などちょっとした外出でも息苦しくなるようになった。

 

不安障害のようなものだったのかもしれない。

 

パニック障害、不安障害の対処法の本も読み、やり過ごし方などを学び子供達の用事のためにはバス、電車、タクシーも避けないようにした。

 

その結果、乗る前乗った後の胸の不安や重さは感じるものの日常生活に支障は出ないような範囲まで過ごせるようになってきた。

 

ところが息子の幼稚園の遠足が親つきそいだ…。

 

片道1時間バスに乗らなくてはいけない!!

そんな片道1時間版もバスに乗れないよ!ということをきっかけにパニック障害やうつに効果があるという認知行動療法を受けようということを決意したのだった。